こんにちは!総合商社マンです!WTI原油連動型ETF1671観察日記です!ポートフォリオに変化あり!バックワーデーション情報も!!
WTI原油連動型ETF(1671)のポートフォリオに変化あり
WTI原油連動型ETF(1671)のポートフォリオに動きありました。先日の記事でこのポートフォリオに変化ある理由は以下3つの場合であることが分かりましたね。
- ロールオーバーした時
- 本ETFに新規の資金流入があった時
- 本ETFで契約解除があった時
先日のシンプレクスに電話して聞いた時の記事はこちらからどうぞ。
※そもそも、まだ原油ETFの仕組み分かってないよ!という方はここに纏めているので御覧ください!
ということで、早速本日の1671の状況を見てみましょう。
シンプレクス社のプレスリリースの内容は?
シンプレクス社の本日のプレスリリースはこちらです。
※参照元:シンプレクス社プレスリリース
このリリースだけ見ても変化が分からないと思いますので、以下の表で見てください。
※シンプレクス社発表情報に基づき、筆者作成
赤枠が本日のポートフォリオの変更した点です。
先週金曜の発表内容と比較して本日9月限月が10,236枚から10,476枚へと240枚増加しています。
それ以外の限月の玉に変更はありませんので、今回のポートフォリオの変更はロールオーバーではなく、純粋な資金流入があったということでしょう。その結果、8月限34.3%、9月限34.0%、12月限31.7%というポートフォリオとなりました。
先日この1671は約款変更をして追加信託金を1兆円から3兆円に増加させていますので、やはり旺盛な資金流入があるようです。原油大人気ですね~。笑
約款変更の内容はこちらの記事からどうぞ。
バックワーデーション発生!
バックワーデーションが再び発生しました。本記事を執筆している時点のWTI原油は以下の通りとなっています。
※参照元:CME社ホームぺージ
赤枠が各限月毎の原油価格ですが、前日比で上昇しています。
そして青枠を付けたところにご注目ください。御覧の通り2021年1月限、2月限の間に僅かながらバックワーデーションが発生しているのがお分かりになりますか?1月限35.64ドルに対し、2月限は35.63ドルと僅かに0.01ドル1月限のほうが高くなっています。
先日6月限と7月限の間でバックワーデーションが発生したことを以下記事でお伝えしましたが、ここにきてまさかの1-2月限月でバックワーデーションの発生です!
なぜ1-2月限月にだけバックワーデーションが今回発生したのかは定かではありませんが、連日のスプレッド縮小傾向が一因であるのは間違いないと思います。例えば本日の原油価格のスプレッドは以下の通りです。
どの限月を取ってみてもだいぶスプレッドが落ち着いているのが分かりますよね。6月限月も無事に取引期日を迎えマイナスとなることはありませんでしたので、原油ホルダーさんにはかなり追い風となってきています。先日終了した6月限月の記事はこちら。
1671ETFの株価動向は?
1671ETFの株価の動向はどうでしょうか。こちら日足チャートになります。
本日絶好調で+35円の上昇となりました。
先週金曜日の757円から708円への下落分全ては取り戻せていませんが、それでも本日4.94%の上昇です。為替も円安に振れてきていて追い風となりましたね~。
こちらは5月20日頃からの直近限月の1時間足WTI原油チャートです。
先週22日金曜に大きく下げた後、再び上昇を開始し、33ドル台まで回復。この先高値トライをしていくのかどうか見ものですね!
最後に
6月限月も無事に終了し、平穏さを取り戻し始めているWTI原油ですが、6月1週目、2週目と立て続けにOPECプラス会議を控えています。そこで更なるポジティブニュースが出れば上昇に拍車をかける可能性がありますね。
引き続き原油価格と共に、このシンプレクス社のリリース情報デイリーで追いかけてみます。原油から目が離せませんね!ま、また動きがあれば随時お知らせしまっす!!
ということで、今回は以上になります。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!!
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