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WTI原油&連動型ETF(1671)の動向観察日記:原油再び暴落か?(5/28)

こんにちは!総合商社マンです!WTI原油&連動型ETF1671観察日記です!原油また暴落しちゃうのか!?

 

1671-etf-eyecatch


 

WTI原油連動型ETF(1671)のポートフォリオ動向は?

WTI原油連動型ETF(1671)のポートフォリオをシンプレクス社が発表している「日々の開示事項」で連日追いかけていますが、本日の発表内容をみてみましょう。

 ※そもそも、まだ原油ETFの仕組み分かってないよ!という方はここに纏めているので御覧ください!

 

www.sogoshoshaman.com

 

ということで、早速本日の1671の状況を見てみましょう。

 

シンプレクス社のプレスリリースの内容は?

 

シンプレクス社の本日のプレスリリースはこちらです。 

 

simplex-press-release-20200528

※参照元:シンプレクス社プレスリリース

このリリースだけ見ても変化が分からないと思いますので、以下の表で見てください。 

 

1671-portfolio-200528

※シンプレクス社発表情報に基づき、筆者作成

赤枠が本日のポートフォリオです。

御覧の通り本日は前日比で全く動かずです。昨日は一部解約があった模様で8月限において若干玉数が減少しましたが、本日はロールオーバー、資金流入、資金流出ともに無しとなりました。

その結果昨日と変わらず「8月限34.3%、9月限34.0%、12月限31.8%」というポートフォリオを維持しています。

 

WTI原油の動きは?

WTI原油の動きはどうでしょうか。先日バックワーデーションが思わぬ1月限月-2月限で発生し、一昨日時点ではコンタンゴに戻りましたが、本日の原油の状況を見てみましょう。以下が本記事を執筆している時点のWTI原油状況です。

 

wti-oil-price

※参照元:CME社ホームぺージ

赤枠が記事執筆時点の各限月毎の原油価格で、全ての限月において前日比で下落していますね。

そして全ての限月間において引き続きコンタンゴとなっており、バックワーデーションは発生していません。つい先日バックワーデーションが発生した時の記事は以下からどうぞ。

 

www.sogoshoshaman.com

 

さて、各限月間のスプレッドの状況はどうでしょうか?

こちらをご覧ください。

 

wti-spread-20200528

※5/26の4,5,6月限が空欄なのは、4,5,6月限の定点観測を始めたのが5/27からのため。

赤枠部分が本日のスプレッドの状況です。今日から一番右に前日比を入れました。

ポイントを挙げると

  • 原油価格は全ての限月において軒並みダウン。
  • スプレッドは前日比でやや拡大。
  • 一昨日0.2%まで縮小していた2-3月間のスプレッドは1.6%まで拡大。
  • 全ての限月においてコンタンゴ。

2-3月間でバックワーデーション発生するかなーと観察していましたが、結局スプレッドは拡大し現時点で発生せずですね。スプレッドがやや拡大傾向にあるのはちょっと気になりますが、それでもまだちょっと前と比べれば至って平穏なスプレッド状況が継続しており、これなら投資しようかなって思えるレベル感です。

こちらは5月21日頃からの直近限月の1時間足WTI原油チャートです。

wti-chart

先週22日金曜に31ドル割れまで大きく下げた後、再び上昇を開始し、34ドル台奪回。35ドルにチャレンジするも押し返され、昨日から二日連続の下落となり、現在31ドル台で推移している状況です。

この下落は結構注目ポイントで、下落要因に「米国の原油在庫の増加」があります。OPECプラスの協調減産では米国もシェール企業の倒産等あり「自然減」という形で減産に"協力"しており、これまで2週間程度米国の原油在庫は減少傾向にありましたが、ここにきて再び原油在庫が増加に転じたわけです。(※「自然減」の理由は、米国はサウジ・ロシアと異なり民間企業が原油ビジネスを行っていますので国の指示で無理やり減産を命令できないためです)

米国の経済再開に対する更なるポジティブニュースが出れば在庫減少期待から原油上昇に繋がる可能性はありますが、既に30ドル台と今の世界の状況からは既に高値となっているので、ここから高値トライをしていくかどうはコロナ次第でしょうね。原油在庫増加、コロナ悪化のようなダブルパンチニュースが来ると再び30ドル割れの可能性はありそうですが、協調減産が一定の下支えはするのかなと個人的には思っています。

   

1671ETFの株価動向は?

1671ETFの株価の動向はどうでしょうか。こちら日足チャートになります。 

1671-etf-chart

如何せん日足だと下落率が大きすぎて、足元安定しているように見えますが、それでも本日は前日比▲5.57%大きく下落しています。先ほど説明したように米国の原油在庫増加による原油価格下落によるものですね。

そしてドル円の1時間足チャートはこちらです。

usd-jpy-chart

為替は昨日よりはやや円安に振れていますが、原油下落幅が大き過ぎたので1671も大幅下落となった構図です。

 

最後に:プーチン支持率にも注目

連日言っていますが、原油市場の次なるイベントは6月1週目、2週目と立て続けに開催されるOPECプラス会議です。米国の原油在庫増加という悪材料がある中での開催ですが、一方でロシアのプーチン大統領の支持率の低下も気になります。ロシアはコロナ感染が抑止出来ておらず、記事執筆時点で感染者は37万人と米国(170万人)、ブラジル(40万人)に次ぐ第三位となってしまっており、原油安もあり経済が疲弊し始めているからです。※米国の170万人はずば抜けてますが。。

その結果、現在のプーチン大統領の支持率は過去最低の60%割れ水準になっています。このあたりの政治力学がOPECプラスの会合にどう影響を与えてくるのか、注目ですね。

引き続き原油価格と共に、このシンプレクス社のリリース情報デイリーで追いかけてみますので、また動きがあれば随時お知らせします!!

 

ということで、今回は以上になります。投資は自己責任でお願いします。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!!

 

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