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今話題のアンジェスってどんな会社?財務状況は大丈夫?株価の動向も!

こんにちは!総合商社マンです!今話題のアンジェスを見てみよう!

 

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アンジェスってどんな会社?

アンジェスってどんな会社でしょうか?話題になっている割にははっきりとこの問いに答えられる人はどれくらいいるのでしょうかね。かくいう私も医療ベンチャー系というくらいしか知らない一方、最近株式市場で話題となっているので気になって今回リリースされている情報からちょっと調べてみましたよ。

 

アンジェスの会社概要

アンジェスの会社概要はこちらです(会社四季報情報)。 

  • 設立:1999年12月
  • 上場:2002年9月
  • 証券コード:4563(東証マザーズに上場)
  • 特色:大阪大学医学部、森下竜一教授創業の創薬ベンチャー。遺伝子治療薬を開発。難病治療薬も販売。
  • 解説記事①
    【開発費重い】前期販売終了でムコ多糖症治療薬の売上が剥落。重症虚血肢遺伝子治療薬の貢献はまだ小。マイルストーン収入は不透明。日米治験並走で開発費増加、市販後調査費用もあり、営業赤字は拡大濃厚。
  • 解説記事②

    【慢性動脈閉塞症】安静時疼痛の国内3相に続き、潰瘍改善の米国後期2相が2月始動。ゲノム編集の米国バイオ企業の株追加購入、3割強出資へ。継続前提に重要事象。

     

Wikipediaを見てみましたが、設立当初は株式会社メドジーンという社名で、その後4回の社名変更を行い現在のアンジェスという社名になったようです。メインは遺伝子治療薬の開発・販売ということで後ほどどんなものなのかさらっと見てみます。

また、大阪大学の森下教授創業ではあるものの、森下教授自身は現在メディカルアドバイザーとして従事しており、社長は山田英氏という方だそうです。

そしてこれまた後ほど財務状況がどうなっているのか見てみますが、「継続前提に重要事象」が付いていることは要注目ですね。

 

アンジェスの事業内容

アンジェスの事業内容は具体的にどんなものがあるでしょうか?先ほど遺伝子治療薬の開発・販売とのことでしたが、具体的に見てみましょう。これまたwikipedia情報ですが、以下3つのプロジェクトを持っています。

  1. HGF遺伝子治療薬:注射剤で心筋梗塞等の治療。
  2. NFkBデコイオリゴ:軟膏薬でアトピー性皮膚炎やリウマチ等の治療。
  3. DNAワクチン:注射剤でガンや生活習慣病の治療を行うもの。

Wikipediaにはもっと長々と書いてありますが、超要約するとこんな感じです。是非病気で苦しんでいる方々への貢献を推進して頂きたいですね。

 

何がそんなにアンジェスの株価を賑わせているのか?

何がそんなにアンジェスの株価を賑わせているのでしょうか?上記の事業内容だけ見てもイマイチぴんと来ませんよね。それは実はアンジェスが「新型コロナウイルス」への感染を防ぐワクチンを開発することを発表したからなのです!詳しく見てみましょう。

こちらがアンジェスのコロナ開発着手を発表した際のプレスリリースになります。

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※アンジェス社ホームページから抜粋 

最初の赤枠の通り、3月5日のプレスリリースで大阪大学とコロナに対する予防ワクチンを共同開発することをリリースしています。また二つ目の赤枠でコロナワクチンの特徴を書いていますが、DNAワクチンと呼ぶものだそうで、従来ワクチンはその弱いウイルスを体内に取り入れて免疫を作るものだったのが、このDNAワクチンは病原性を全くもたないため安全ということだそうです。臨床試験を6カ月以内に始めるということなので、商品化出来るのはまだ先のようです。

これで一躍アンジェスがコロナ銘柄にノミネートされて株式市場を賑わしているわけですね!

 

アンジェスのコロナワクチンの勝算は?

アンジェスのコロナワクチンの勝算はどの程度なのでしょうか?4/13付けで森下竜一教授のインタビュー記事がありました。この内容が非常に面白いです。以下抜粋です。

  • 現在コロナ薬で臨床試験に至っているのは全世界で米中の5社のみ。
  • 通常不活化ワクチンは臨床試験するためのワクチン製造まで6カ月かかるが、アンジェスの利用するDNAワクチンでは3週間で対応可。そして実際3月に開発を始め実際3週間で完成させた(動物用実験ワクチンのこと)。
  • 9月を目途にヒトでの臨床試験予定だが、前倒しすることを検討。
  • 年内に、百万人にワクチン接種が出来るようにするのが目標。
  • コロナの変異への対応に関しては、新型コロナを含むすべてのコロナウイルス(SARS,MARS)は非常によく似ており、今回のワクチンを活用してそれ以外の開発出来ないことはない。

な、な、なんと、年内に新型コロナのワクチンを完成させてワクチン接種を開始することを目標としています!私は医療関係者ではないので、これがどれほど信用していい情報なのか分かりませんが、いずれにせよ、株式市場はこれに超期待をしているわけですね。

 

アンジェスの財務状況は!?継続前提に重要事象の注記アリ

アンジェスの財務状況はどうでしょうか。冒頭にも触れた通り現在アンジェスには「継続前提に重要事象等」、いわゆる「ゴーイングコンサーン」が生じています。早速財務状況を見てみますが、アンジェスは12月決算会社なので最新の決算は2020年度12月期第1四半期決算になります。1カ月程前の4月27日に発表していますので、そちらを見てみましょう!

売上、利益推移

売上と利益の推移から見てみましょう。

 

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これはヤフーファイナンスのスクショですが、売上は減っており、営業利益、経常利益、税後利益ともに赤字垂れ流しの状況となかなかパンチの効いた状況となっています。笑 創薬ベンチャーなので投資先行で当たれば儲かるし、当たらないとこんな酷い状況になるという構図なのですね。そらーコロナ新薬への期待は高まるばかりです。 

バランスシート

まず資産の部から。 

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細々としているので詳細を見たい方はアンジェスのホームぺージから見て頂けたらと思いますがポイントだけ赤枠にしました。 

  • 総資産146億円に対し、現金が93億円と超潤沢。

資産の部に関してはもうこれだけです。めちゃくちゃ現金持っています。最近新株予約権の発行があったようで現金が潤沢になっている模様です。

そして次に負債の部・純資産の部がこちら。 

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こちらもポイントだけ赤枠しました。

  • 一つ目の赤枠欄が負債の部ですが、な、な、なんと。銀行借入ありません。無借金経営をしている会社ということですね。
  • 二つ目の赤枠は過去の利益の積み上げである利益剰余金ですが、当然過去に損しかしていないので損失が積みあがっており、2020年3月末時点で▲114億円となっています。2019年12月期の売上高が3億円の会社ですので、如何に創薬ベンチャーの先行投資がすごいかを物語っています。
  • 3つ目は純資産合計に枠を付けましたが、なんとその額143億円。負債純資産146億円なので、自己資本比率は驚異の96.8%です。

こんな感じです。自己資本比率高いし、無借金経営だから安心じゃん!と思うかもしれませんが、逆にベンチャーは銀行から借入が出来ないことが多いです。またここは新株発行で現金も純資産も増やしているので、安易に無借金だから大丈夫と思わないようにしましょうね。

 

では具体的に「継続前提に重要事象等」は何が要因で付いてしまっているのでしょうか?決算書に答えがありました。以下抜粋です。

医薬品事業は、製品化までに多額の資金と長い時間を要する等の特性があり、創薬ベンチャーである当社グループにおいては、継続的な営業損失の発生及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上している状況にあります。そのため、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

先ほどお見せした営業利益の推移は見事に赤字でしたよね。今回詳細には触れませんが営業キャッシュフローも赤字、つまり本業で全然稼げてないじゃないか、ということで「継続前提に重要事象等」が付いてしまっているのですね。これはいよいよコロナ新薬への開発期待が高まります!

尚、アンジェスは2020年12月期決算見通しは不透明ということで発表していません。

アンジェスの株価動向

アンジェスの株価動向を見てみましょう。

まず週足チャートから。 

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なかなかすごい動きをしていますね。笑 過去2016年、2017年、2019年にも急騰をしたことがあり、マザーズの小型株の魅力?が表れている気がします。

そしてこちらが日足チャート。 

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いかがでしょう。3月のコロナ新薬開発を発表してから右肩で上昇し、5月になって急騰し一時年初来高値の2,455円を付け、その後暴落をして現在1,500円台で推移です。これが俗にいうイナゴタワーってやつですね。笑

ボラを求める人にはなんとも魅力的な動き方といったところです。

 

最後に

如何でしたでしょうか。なぜアンジェスがこんなにも今騒がれているのかは「コロナ銘柄になったことと、それに伴い株価の急上昇」、これが要因だったわけですね。現在米国のコロナ薬、レムデシビルが話題になっていたりしますが、恐らく中国も追随して薬を出してくるでしょう。ただ、コロナワクチンは国産の薬を持つことが大事ともアンジェスの森下教授と山田社長は対談記事で言っており、それは一理あるんだろうなとは個人的に思っています。

株価チャートはなかなか面白いことになっていますが、投資をするに当たっては、まだコロナ新薬開発が成功することが決まったわけではなく、「継続前提に重要事象等」が付記されていることも十分に念頭に入れた上で投資するのかしないのか決めるようにしましょうね!

これからもアンジェスから目が離せませんね!!頑張れアンジェス(尚、私はノンホルです。笑)!!

 

ということで今回も最後までお読み頂き有難うございました!!

 

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