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WTI原油連動型ETF(1671)の今後の動きは?約款変更したぜ!

こんにちは!総合商社マンです!原油ETFが今後どう動くのか考察してみよう!

1671-etf-eyecatch

 

5/1よりOPEC+の協調減産がスタートし、足元は原油価格が安定を取り戻し始めている状況ですね。WTI原油連動型ETF(1671)の人気もかなり高くなっているようで、運用会社のシンプレクス社がETFの約款変更を発表しました。

今回はその約款変更の内容と、今後1671がどう動いていくのかについて考察してみたいと思います!

 

 

WTI原油連動型ETF(1671)が約款を変更。その内容は?

WTI原油連動型ETF(1671)が約款を変更しました。5/7のリリースで以下通り発表しています。

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変更点は「信託金の限度額を1兆円⇒3兆円に増額する」というものです。理由としては「市場における売買高の増加に伴い本ETFの信託金の増加を受けて、投資家の利便性を高めるために限度額の変更を行います。」とあり、昨今の原油暴落により1671ETFへの資金流入が目覚ましく、今後さらなる投資家の資金流入に備えて限度額を増額しておくということなのでしょう。海外の原油ETFは上場廃止になるならないというようなニュースもあったと記憶していますが、この1671は少なくともイケイケドンドンなのが分かる約款変更内容ですね。

さて、本題の1671の今後の動きについて考察していきましょう!

 

WTI原油連動型ETF(1671)の今後の動きは?

WTF原油連動型ETF(1671)の今後の動きはどうなっていくでしょうか?つい先日以下記事でも書いた通り、この1671は現在8月限月と12月限月で運用されており、直近限月の6月限、7月限は既にロールオーバー済となっていましたよね。まだ見ていない方はこちらからどうぞ。

 

www.sogoshoshaman.com

 

上記の記事でも掲載しましたが、 具体的な運用限月比率はこちらです。

1671-etf-rollover

御覧の通り、8月限と12月限で運用していましたね。つまり、1671の今後の値動きを考察するには直近限月(6月限)の動きに対し、8月限、12月限の値動きがどうなっているのかを見ていく必要がありますな。

「え、なんか小難しい計算でもするの?」と思われた方、ご安心ください。ある一定期間の間に6月限が仮に10%上昇した時、8月、12月限がどの程度連動して上昇していたのか?というのを見るというシンプルな調査です!

今回は直近安値を付けた4月28日と5月8日の各限月の価格を見ていきたいと思います。

 

6月限の値動き

まず6月限の値動きです。

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4月28日の10.16ドルから5月8日には24.63ドルと、驚愕の142%上昇、つまり、2.42倍という上昇率となっています。いやはや、目を疑いたくなる上昇率ですね。仮想通貨か!!って突っ込みを入れたくなるレベルです。笑

 

8月限の値動き

続いて8月限の値動きはこちらです。

wti-price-aug

4月28日の20.90ドルから5月8日には27.90ドルと上昇率は33%と、先ほどの6月限の値動きからはだいぶ大人しくなりましたね。分かりますか?これが原油ETFを詳しく知らない人が、直近限月の原油価格だけ見て、なんでETF上がらないんだ!!ってTwitter上で騒ぐ理由です。笑 そして、最後に12月限を見てみましょう。もう嫌な予感しかしませんが。笑

 

12月限の値動き

12月限の値動きはこちらです。

wti-price-dec

4月28日の26.91ドルから5月8日には31.75ドルと、上昇率は18%です。もう一度言います。直近限月の上昇率142%に対して18%です。笑 上記で紹介した3つの限月を一覧で見るとこんな感じ。

wti-price-jun-aug-dec

なんてこったですよね。笑 そういうわけで期先の限月のものを入れるとボラティリティが小さくなるのでETF価格は暴騰暴落はしにくくなりますが、原油爆上げした時のメリットが取りにくくなるというわけです。ま、1671はこの12月限月を入れ込んでいる比率は先ほど紹介したように7%程度なので、そこまでインパクトはないですが、それにしても、、、ですね。

 

WTI原油連動型ETF(1671)の値動き

WTI原油連動型ETF(1671)の値動きはどうでしょうか。

1671-etf-chart

同じ期間の4月27日終値(465円)から5/8の終値(610円)の上昇率は約20%となっており、この期間中ロールオーバーが行われまくっているのと、為替の影響もあるので一概に比較は出来ませんが、直近限月の6月限原油の価格上昇とはかけ離れているのが分かります。

12月限月が運用玉に入り始めたのは5/8のプレスリリースからですので、今後さらに直近限月の上昇率とかけ離れることが予想されます。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。上記で紹介した上昇率の連動具合はその時々の市況次第で変動はしますので、もちろん上記の数字が未来永劫続くわけではありませんが、一方で直近限月の値動きには基本的に連動しないというのは間違いありません。直近限月の値動きで一喜一憂せずに、しっかりと現在運用されている限月の原油価格がどう動いているのかを確認するようにしましょう!

 

今回はこれで終わりです!

シンプレクス社のプレスリリースに動きあればまた報告します!

最後までお読み頂き有難うございました!!

 

 

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