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【JT】上昇トレンドシグナルの行方や如何に?最新株価チャート分析

こんにちは!総合商社マンです!JTの最新株価チャートを分析してみよう!上昇トレンドは継続するのか!?○○が大事な局面です!

 

jt-logo-eyecatch

 

 

前回:JT株が上昇トレンド入りを示唆

JT株が上昇トレンド入りを示唆。これが前回記事の結論でした(以下記事)。

 

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7/31の上半期決算で下方修正はしたものの、前評判を覆す形で海外事業の好調さが確認出来、加えて減配されることもなく通過したことで株価が反発していましたからね。最新決算情報は以下記事にまとめてありますので御覧ください。

 

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そんなJT株の最新チャート分析を今回見てみたいと思いますが、詳細に入る前に最新の株価をチェックしておきましょう。

 

jt-stock-chart-daily-20200821


株価(8/21終値):2,005円

年初来高値:2,438円(2020/1/15)

年初来安値:1,796円(2020/7/31)

PER:12.44倍

PBR:1.40倍

配当利回り:7.68%

 

前回記事では2,027円でしたので下がってしまっています。上昇トレンド転換じゃかなったのか?そのあたりも含めて最新チャートを見てみたいと思います!

   

JT最新株価チャート分析

JT株の最新株価チャート分析をしてみましょう。気になる上昇トレンドシグナルの行方にフォーカスしてみたいと思います。 

今回も見る指標は同じで以下の3つです。全て日足ベースで見て行きます。日足ベースですので、この記事は長期投資ではなく、スイングトレードを前提とした視点です。

  1. RSI
  2. 一目均衡表
  3. MACD

また今回チャート分析するにあたり参考にした図書はこちらです。

 

RSI

RSIは株価が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」かを見る指標です。

RSIの数値のおおまかな使い方は以下の通り。

RSI<30  :売られ過ぎ

RSI 30~40  :少し売られている

RSI 40~60  :だいたい中立

RSI 60~70  :少し買われている

70<RSI    :買われ過ぎ

この数字を参照しながらJTのRSIを見てください。

jt-rsi-20200821

このチャートの下部分の下がRSIの推移です。

  • 14日の短期線(紫線):57.81(前回68.76)
  • 25日の中期線(緑線):54.86(前回59.87)

御覧の通り前回記事よりもRSIは低下し、14日線、25日線共に「だいたい中立」という水準となりました。前回短期戦は68.76で「少し買われている」という状況で過熱感がありましたが、それが後退した形ですね。熱さまシート期間中という感じでしょうか。

 

一目均衡表

続いてJT株を一目均衡表で見てみましょう。前回記事では「下落トレンドの終焉」シグナルのオンパレードでしたね!今回どう変化したのか見てみます。

jt-ichimokukinkouhyou-20200821

一目均衡表の詳細説明は本記事の趣旨とはずれるのでしませんが、簡単に3つのことが分かります。

  1. 緑色の線が転換線で、濃い赤色の線が基準線です。「転換線が基準線を上に抜けたら買い」、その逆で「転換線が基準線を下に抜けたら売り」です。前回これがゴールデンクロスしましたが、引き続き力強く緑線が上に上がってきています。上昇トレンドシグナル継続です。
  2. 遅行スパンと26日前の株価の関係で買いか売りかが見れます。淡いピンク色の線が遅行スパンで、前回同様に26日前の株価をピンク線が上抜けています。これまた上昇トレンドシグナル継続ですね。
  3. 現在の株価と雲の関係を見ることで株価の上値目途や下値目途が見れます。灰色に塗られた部分が雲になります。 これが結構今回個人的に注目ポイントです。雲の下値が2,025円ですが、ようやく雲の下値に株価がタッチしてきています。今現在は見事にこの雲の下値に頭を抑えつけられている状況ですが、ここをブレイク出来ればついに雲の中突入です。

こんな感じ。雲の中に突入できるかどうかで大きく変わる可能性があります。というのも前回記事でも書きましたが、少し先の雲の動きに目を向けてみてください。

jt-ichimokukinkouhyou-20200821-2

御覧の通り灰色の雲の部分が右肩下がりにダレて来ているのが分かりますね。このまま雲に頭を抑えつけられた状態だと、どんどん株価も切り下がっていってしまうことになりえますので、今は非常に大事な局面だと思います。

  

MACD

最後にMACDを見ておきます。この指標では上昇トレンドか下落トレンドかをみることができます。またダマしが少ない指標として有名です。前回記事ではこのMACDがゴールデンクロスをしたことで上昇トレンド入りを強く示唆していましたが、その後の動きがこちらです。

jt-macd-20200821

下のチャート部分がMACDの部分です。赤線がMACD、黒線がシグナル線と呼ばれるものです。

引き続きゴールデンクロス後も赤色のMACD線が黒線のシグナル線よりも上にあり、上昇トレンドシグナルを継続しています。少し赤線と黒線が近づいて来ているのが気になりますが、今のところまだ大丈夫そうですね。 

 

結論:雲をブレイク出来るか正念場

今回3つの指標を見ましたが、まとめると以下の感じ。

  • RSIは「だいたい中立」水準に来ており方向感はあまり無し。
  • 一目均衡表は上昇トレンドシグナル多い中、雲をブレイク出来るかが重要。
  • MACDはゴールデンクロス継続中。

概ね上昇トレンドシグナルが多い中で、それを継続出来るかどうかという点において、赤字部分の「雲をブレイク出来るか」が重要な局面になっていると個人的には思います。

先ほども書きましたが雲は今後右肩にダレていきますので、雲ブレイクに失敗すると株価下落可能性高まるので、気を付ける必要あるかもですね。

決算発表シーズンも終えて次の決算発表時期となる10月後半まで表立ったイベントが無い中でどうJT株が動いていくのか、継続ウオッチしていきます! 

 

最後に、先ほども紹介しましたが、今回チャート分析をするにあたり参考にした書籍は以下の「株チャートがおもしろいくらいわかる本」というやつです。

 

 

初心者にも分かり易く記載された本なのでチャート初心者の私にはすっと入ってくるところがあり、非常に読みやすかったのでお勧めですよ。このリンクから簡単に目次だけでも読めますので一度見てみても面白いかもしれませんよ!

  

ということで今回は以上です!当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

 

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