こんにちは!総合商社マンです!KDDIが21年3月期の第2四半期決算を発表したよ!合わせてトヨタの追加出資&2,000億円の自社株買いも発表です!
KDDIが20年度第2四半期決算を発表
KDDIが10/30引け後に20年度第2四半期決算を発表しました。KDDIが発表した決算説明会資料を眺めながら、決算状況を見て行きましょう。
KDDIは安倍首相の退陣が決まって以降、菅首相から度重なる値下げ圧力をかけられた結果、9月に株価が大暴落をするという辛酸を舐めさせられた状況でしたね。ただし、1Q決算の業績自体は当期純利益の進捗率が28%に達するなど、コロナ禍にあっては堅調に推移していた状況でした。
果たして、2Qの決算はその好調さを維持しているのか、そしてガースー砲を浴びたKDDIは業績見通しを維持出来るのか、注目です。
それではさっそく見ていきましょう!
※当記事に掲載されているスライドは全てKDDIの決算発表資料の抜粋です。
20年度第2四半期決算概要
KDDIの20年度第2四半期の決算概要を早速見て行きましょう。定量面を中心に見て行きます。まずこちらのスライドをご覧ください。
決算サマリーのスライドですね。ポイントを箇条書きします。※このスライドに掲載されていない数字も書いておきます。
- 売上は前年比▲1.1%減収の2.53兆円(1Q時点は▲0.3%減収)。
- 営業利益は前年比+6.4%増益の5,888億円(1Q時点は13.7%増益)。
- 当期利益は前年比+7.3%増益の3,729億円(1Q時点は12.2%増益)。
- 当期純利益の対予算進捗率は58%に到達。
御覧の通り売上高は若干減少しているものの、1Qに引き続き営業利益、当期純利益ともに対前年比を上回って着地しています。
ただし、1Qと比べると増益率が低くなっている点には注意が必要ですね。
営業利益についてもう少し詳しく見ていきます。こちらのスライドをご覧ください。
これは前年の営業利益からどうのような要因があって増益となったのかを見せているスライドですね。このオレンジ色の成長領域という部分で、文字通りしっかりと成長出来ていることが要因であることが分かります。
その成長領域というのがなんなのか、こちらのスライドをご覧ください。
大きく二つのセグメントに分けていますね。一つ目が「ライフデザイン領域」、二つ目が「ビジネスセグメント」です。この二つの成長領域に対する21年3月期の進捗率を示したものです。
- ライフデザインは今期の売上高目標を1.29兆円に設定しており、上半期の進捗率は46.7%。
- ビジネスセグメントの今期の売上高目標は9,500億円に設定しており、上期の進捗率は50.1%。
上期の決算ということで、一つの目安が50%になるわけですが、ビジネスセグメントは50%超えで好調、ライフデザインのほうは若干50%を下回るという水準であることが分かります。コロナ禍にあっては健闘しているというところでしょうか!
20年度年間業績及び配当予想
KDDIの20年度年間業績予想と配当予想に動きがあったか見てみましょう。結論から言うと、変更なしです。こちらの決算短信の抜粋をご覧ください。
- 当期利益は前年同額の6,400億円(EPSは278.27円)。
- 配当は年間120円(上期60円、下期60円)。
- 配当性向は43%。
ガースー砲を浴びても増配を堅持です!
最後に:トヨタと追加資本提携&2,000億円の自社株買い発表
今回KDDIの上半期決算の内容を見てきましたが、今回の決算に合わせてポジティブサプライズが発生しました!なんと、トヨタが追加出資、そして2,000億円の自社株買いを発表です!
トヨタの追加出資
トヨタの追加出資についてです。まずこちらをご覧ください。
ここには定性的な情報しか記載されていませんが、トヨタと共に「移動」と「通信」の枠を超えた新しい取り組みを加速化させる方針とのこと。
そして、具体的には今回、トヨタが520億円をKDDIに追加出資することで、現在の出資比率12.6%から13.74%に出資比率を上げることになります。
トヨタって既にKDDIの株主だったんだと思う人もいるかもしれませんので、こちらはご参考までにKDDIの株主構成です。
御覧の通り、京セラが筆頭株主で14.2%、トヨタが12.6%の2位株主ですよね。今回のトヨタによる追加出資で筆頭株主交代とはなりませんが、ほぼ筆頭株主の京セラと並んでいます。将来的に京セラの持ち分を超えてくる可能性は否定出来ないかもしれませんな。
2,000億円の自社株買い
次に2,000億円の自社株買い発表の内容を見てみましょう。こちらをご覧ください。
- 取得し得る株式総数:84百万株(発行済株式に対する割合3.65%)
- 取得総額:2,000億円
- 期間:20年11月2日~21年5月31日
はい、控え目にいって素晴らしすぎます。NTTドコモがNTTからTOBを掛けられることになり株価爆上げだった一方、KDDIホルダーはひたすら含み損に耐えた9月の地獄相場からの脱却の始まりです!笑
ただ、再び菅内閣が何かを言い始める可能性はあるので、その点は注意しながら、投資ライフを楽しめるといいですね!
ちなみに大手通信3社の業績、財務等を以下記事に以前纏めているので、興味あれば御覧くださいませー。
はい、ということで以上です!
当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
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