こんにちは!総合商社マンです!三菱商事株の下落が止まりません。最新の株価チャートを分析してみたよ!
三菱商事の株価が軟調推移
三菱商事の株価が軟調に推移しています。三菱商事の株価はこの記事を書いている7/29の時点で以下の通りとなっています。
株価:2,188.5円
年初来高値:2,948円(2020/2/6)
年初来安値:2,094.5円(2020/4/6)
PER:業績予想無いので算出不可
PBR:0.62倍
配当利回り:6.12%
配当利回り驚異の6.12%、PBRも0.62倍です。解散しましょうか三菱商事。笑 三菱商事はこの記事を書いている時点でいまだに今期の業績予想を出しておらず、その中で例えば持ち分連結している三菱自工が巨額損失の決算発表をしたりと、今期業績への懸念の高まりもあって売られているという状況です。
以下は総合商社の決算発表スケジュールですが、三菱商事の第1四半期決算発表は8/13(木)14:00に予定されていますよ。
🔥2020年度第1四半期🔥
— 総合商社マン (@sogoshoshaman) July 10, 2020
【総合商社決算発表スケジュール】
7/31 13:30 三井物産
7/31 16:00 豊田通商
8/4 11:00 丸紅
8/4 12:30 双日
8/5 13:00 伊藤忠商事
8/7 13:30 住友商事
8/13 14:00 三菱商事
三菱商事の日程も遂にリリース。
ここで業績予想出すのかな。
さて、そんな三菱商事株ですが、現在の株価を最新の株価チャートから分析してみましょう!
三菱商事の最新株価チャート分析
三菱商事の最新株価チャートを分析して、現在の株価は買いなのか売りなのかを見てみたいと思います。前回三菱商事の株価チャートを見たのは7/13でした(以下記事)。
この記事を書いた時はMACDにおいて「ゴールデンクロス発生」という状況でしたが、その後も株価の下落は続いていますので、ダマしだったのか、改めて最新チャートを見てみたいと思います!
今回も見る指標は以下の3つで、全て日足ベースで見て行きます。日足べーすですのでスイングトレードを前提としたチャート分析です。
- RSI
- 一目均衡表
- MACD
また今回チャート分析にするにあたり参考にした図書はこちらです。
RSI
RSIは株価が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」かを見る指標です。
RSIの数値のおおまかな使い方は以下の通り。
RSI<30 :売られ過ぎ
RSI 30~40 :少し売られている
RSI 40~60 :だいたい中立
RSI 60~70 :少し買われている
70<RSI :買われ過ぎ
この数字を参照しながら三菱商事のRSIを見てみましょう。
このチャートの下部分がRSIの推移です。
- 14日の短期線(紫線):24.95(前回29.16)
- 25日の中期線(緑線):33.19(前回44.59)
14日線は引き続き「売られ過ぎ」の水準です。25日線は前回「だいたい中立」という水準でしたが「やや売られている」に変化していきています。もう一段下がっていくと25日線も「売られ過ぎ」水準にいくかもしれませんね。
過去に目を向けると14日線が25前後になると反発している傾向があるので(3月のコロナショック時は例外)、そろそろ反発を期待したいところです。
一目均衡表
続いて三菱商事株を一目均衡表で見てみましょう。
一目均衡表の詳細説明は本記事の趣旨とはずれるのでしませんが、簡単に3つのことが分かります。
- 緑色の線が転換線で、濃い赤色の線が基準線です。「転換線が基準線を上に抜けたら買い」、その逆で「転換線が基準線を下に抜けたら売り」です。ここにきて転換線と基準線が重なりました!ここから一緒に下げて行ったら意味ないですが(笑)、ゴールデンクロスするのか注目です!
- 遅行スパンと26日前の株価の関係で買いか売りかが見れます。薄いピンクの線が遅行スパンで、現在の株価が26日前の株価よりも低い位置にあることが分かります。こちらは前回と変わらず下落トレンドということですね。
- 現在の株価と雲の関係を見ることで株価の上値目途や下値目途が見れます。 灰色に塗られた部分が雲になりますが、三菱商事の株価は引き続きこの雲の下に位置しています。これも下落トレンドサインです。雲の下値は2,330円程度ですので、仮に上昇トレンドに転換したらまずはここが最初の目標株価かな。
下落トレンドサインが多い中で「転換線と基準線のゴールデンクロス」期待が高まります。
MACD
最後にMACDを見ておきます。この指標では上昇トレンドが下落トレンドかをみることができます。先ほど紹介した7/13の株価分析の際のMACDチャートは以下でした。
僅かにですがMACDがゴールデンクロスとなっていましたね。しかしながらその後も株価は下落。。最新のMACDチャートはどうなっているでしょうか。こちらをご覧ください。
な、な、なんと、確かに前回記事の7/10の後ゴールデンクロスで一瞬上昇トレンド転換シグナルが出たのですが、今期の業績懸念影響からか再び株価下落した結果、今度はデッドクロス発生してしまっています。これは悲しい。
結論:しばらく軟調継続か。今期業績に注意
今回3つの指標を見ましたが、纏めると以下です。
- RSIは「売られ過ぎ」水準になってきている状況
- 一目均衡表は下落トレンド多い中で「ゴールデンクロス発生の予感」
- MACDは再びデッドクロス
もうシグナルが入り乱れています。笑 前回のMACDのゴールデンクロスは結局ダマしだった可能性高く、下落トレンド継続と思った方がいいかもしれませんね。そんな私のポートフォリオは大炎上中です。笑(って笑えない)
私のポートフォリオに興味がある方は以下記事からどうぞ。
冒頭も言いましたが三菱商事の第1四半期決算発表は8/13(木)14:00です!
三菱自工の巨額損失の影響懸念等あり、どんな数字が出てくるのか、、、ワクワクドキドキ戦々恐々しております(←矛盾)笑
三菱自工の決算情報は以下記事からどうぞ。
尚、先ほども紹介しましたが、今回チャート分析をするにあたり参考にした書籍は以下の「株チャートがおもしろいくらいわかる本」というやつです。
初心者にも分かり易く記載された本なのでチャート初心者の私にはすっと入ってくるところがあり、非常に読みやすかったのでお勧めですよ。このリンクから簡単に目次だけでも読めますので一度見てみても面白いかもしれませんよ!
ということで今回は以上です!当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
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