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【三菱商事】 デッドクロス寸前!配当利回り5.25%ー最新株価チャート分析ー

こんにちは!総合商社マンです!配当落ち後に意外と底堅い三菱商事株の最新チャートを見てみましょう!

 

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三菱商事の株価が意外と底堅い

三菱商事の上期配当落ちが9/29に迎え、配当落ち日は配当額相当額よりも下落が小さかったものの、その日以降株価は続落をしていましたね。ただ、意外と底堅く大きく崩れてはいない状況が継続しています。 

三菱商事の配当利回りは10/9終値時点で総合商社の中では2番手に位置する5.25%という水準となっています。

 

 

私は三菱商事株をガチガチガチ子のガチコマンでホールド中なので、あまり目先の株価上下には一喜一憂しないのですが、ま、配当好きの私にとっては魅力のある配当利回りですねこれは。笑

 

三菱商事の最新株価指標

三菱商事の最新株価指標を確認しておきましょう。

こちらが10/9終値時点の日足チャートです。

 

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◆最新株価指標◆

株価(10/9終値):2,551.5円(前日比▲12.5円/▲0.49%)

年初来高値:2,948円(2020/2/6)

年初来安値:2,094.5円(2020/4/6)

PER:18.87倍

PBR:0.72倍

配当利回り:5.25%

信用倍率:11.24倍(10/9) 

 

前回記事を書いた際の信用倍率(9/29時点)は1.35倍だったので、ここにきて信用買いが急激に膨らんでいるのが気になりますね。こんな株価でモタモタしてないで、さっさと年初来高値を伊藤忠のように更新して欲しいものです。笑

はい、ということで、そんな三菱商事の最新株価チャートをチェックしてみたいと思います!

 

三菱商事の最新株価チャート分析

 三菱商事の最新株価チャートを分析して、現在の株価がチャート的に割高なのか、割安なのか、上昇トレンドなのか、下落トレンドなのかを見てみたいと思います。

前回三菱商事の株価チャートを記事にしたのは9/30の終値時点でした(以下記事)。

 

www.sogoshoshaman.com

 

 この前回記事を書いた時点のまとめは「MACDが下落トレンド入り示唆」ということでした。その時との変化も含めて見ていきたいと思います。

今回も見る指標は以下の3つで、全て日足ベースで見て行きます。日足ベースですのでスイングトレードを前提としたチャート分析です。

  1. RSI
  2. 一目均衡表
  3. MACD

また今回チャート分析にするにあたり参考にした図書はこちらです。

 

 

RSI

RSIは株価が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」かを見る指標です。

RSIの数値のおおまかな使い方は以下の通り。

RSI<30  :売られ過ぎ

RSI 30~40  :少し売られている

RSI 40~60  :だいたい中立

RSI 60~70  :少し買われている

70<RSI    :買われ過ぎ

この数字を参照しながら三菱商事のRSIを見てみましょう。

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このチャートの下部分がRSIの推移です。

  • 14日の短期線(紫線):47.60(前回 35.33)
  • 25日の中期線(緑線):52.75(前回 47.19)

前回記事よりもRSIの水準は上昇していますね。いずれの線も「だいたい中立」という水準となっています。配当落ち後の数日間の下落時からは反発していますが、また頭が垂れてきているのがちょっと気になります。

 

一目均衡表

続いて三菱商事株を一目均衡表で見てみましょう。 

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一目均衡表の詳細説明は本記事の趣旨とはずれるのでしませんが、簡単に3つのことが分かります。

  1. 緑色の線が転換線で、濃い赤色の線が基準線です。「転換線が基準線を上に抜けたら買い」、その逆で「転換線が基準線を下に抜けたら売り」です。な、な、なんと、ここにきて濃い赤線の基準線が緑色の転換線と重なり合ってしまいました。このまま赤線が上にいってしまうと、デッドクロス発生です。
  2. 遅行スパンと26日前の株価の関係で買いか売りかが見れます。薄いピンクの線が遅行スパンです。前回記事ではまだピンク線のほうが26日前の株価よりも上でしたが、遂にピンク線が26日前の株価よりも下に落ちました。下落トレンド入りの可能性ありです。
  3. 現在の株価と雲の関係を見ることでこれまた上昇下落トレンドや、株価の上値目途や下値目途が見れます。 灰色に塗られた部分が雲になりますが、雲の上値は2,400円あたりにありますね。ここが一応の下値目途ですね。

前回記事でも触れましたが、現在三菱商事の株価は25日移動平均線を割り込んでしまっています。以下のチャートの緑色線がその25日移動平均線です。

 

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ここ数日はこの25日移動平均線に頭を抑えつけられている状況ですね。また75日移動平均線は2,400円あたりにいますので、やはり雲の上値線と同じようなレベルにあり、そのあたりが仮に下落した場合の下値目途になりますね。※さすがにバフェット砲で期待で買われているので、意外と底堅いかなとは個人的に期待していますが。笑

 

MACD(マックディー)

最後にMACDを見ておきます。この指標でも上昇トレンドが下落トレンドかをみることができます。MACDは比較的ダマしの少ない指標としても有名です。最新のMACDチャートはどうなっているでしょうか。こちらをご覧ください。

 

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赤線がMACDで黒い路線がシグナル線と呼ばれるものです。端的にいうと赤線が上にあれば上昇トレンド、黒線が下にあれば下落トレンドといった具合です。

これは前回記事と変わらず、MACDの赤線が下に位置して右肩下がりにあるので、下落トレンドを示唆していますね。 

 

まとめ:MACDに続き、一目均衡表でもデッドクロス可能性高まる

今回3つの指標を見ましたが、纏めると以下です。

  1. RSIは「だいたい中立水準」で方向感あまり無し。
  2. 一目均衡表ではデッドクロス発生可能性高まる。
  3. MACDは前回と変わらず下落トレンド示唆。

こんな感じ。

私はこんなに下落シグナルが出ていても長期保有前提なので涼しい顔してガチガチガチガチガチ子ちゃんです。笑

そんな三菱商事ですが、次回イベントは上期決算発表で11/5(木)14:00に予定されています。

総合商社各社の決算発表スケジュールはこちらです。 

 

 

まーまースケジュールが分散されていて、決算記事を書く私としては非常に有難い。笑

結構三菱商事が大トリで最後の発表になることが多いのですが、今回は今期唯一赤字決算予想になっている住友商事が大トリを務めることになりました。総合商社で勤務している身というより、イチ投資家として、今からワクワクが止まりません。笑

 

 

尚、三菱商事の最新決算を見たい方は以下記事に纏めてあるので御覧ください。

 

www.sogoshoshaman.com

 

また、先日9月末に開催された個人投資家向けセミナーも以下記事に纏めてあります。

 

www.sogoshoshaman.com

 

 

最後に、先ほども紹介しましたが、今回チャート分析をするにあたり参考にした書籍は以下の「株チャートがおもしろいくらいわかる本」というやつです。

 

 

初心者にも分かり易く記載された本なのでチャート初心者の私にはすっと入ってくるところがあり、非常に読みやすかったのでお勧めですよ。ここから簡単に目次だけでも読めますので一度見てみても面白いかもしれません!

また、企業の財務分析を勉強したい方は、三菱商事を例に挙げて企業分析方法を学べる現役銀行員のたりたり社長という方が書いた良書がおススメですよ!

 

 

ということで今回は以上です!当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

 

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