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総合商社総資産ランキング!ROAランキングもあるよ(2020年3月末)

こんにちは!総合商社マンです!今日は総合商社各社の総資産を見てみよう!

 

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総合商社の総資産規模

総合商社の総資産規模ってどれくらいでしょうか?以前、以下記事で2019年12月末時点の各社のリリース情報に基づいて総資産を一度見たことがあります。 

 

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今回は先日各社が発表した2020年3月期の決算値で最新の各社の総資産規模を見ていきます。ただ、その前に上記記事でも触れましたが、まず「総資産って何?」と思う方もいるかもしれません。簡単に説明すると、総資産とは

その会社が持っている資産(現金や在庫、売掛金といった流動資産や、建物や特許、子会社の株といった投資有価証券等の固定資産)を全て合計した金額ですね。バランスシートの左側(借方ってやつですね)の合計値がこれにあたります。 

 

語弊を恐れずにいうと、この資産は利益の源泉です(もちろん資産を持たずに稼ぐビジネスモデルもあります)。ですので、各商社の総資産規模を見ることで、先日見た時価総額ランキングとはまた別の顔を見ることが出来ますよ。各社の時価総額について見たい方はこちらの記事からどうぞ。

 

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また、今回総資産ランキングを見た後に、その資産を使って各社がどれだけの利益を出しているのかの効率性にも触れます。どんだけ資産が大きくても利益が出て無ければ意味がないですから。笑 勘が良い人はお気づきかもしれませんが、そう、いわゆるROA(Return On Asset)のことですね!

それでは早速見ていきましょう!

 

総合商社総資産ランキング(2020年3月末)

総合商社の2020年3月末時点の総資産ランキングは以下のようになっています。

 

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御覧の通り、王者三菱商事が最大の資産規模で、その額なんと16.5兆円、一方、最下位の双日の総資産規模は2.2兆円とその差は約7倍。総合商社といっても各社の規模感には結構ばらつきがありますね。そして、三菱商事の16.5兆円に次ぐのが三井物産で11.8兆円なので、三菱商事の総資産がダントツでかいことが分かるかと思います。

 冒頭にも言いましたが、この総資産には現金や在庫や、自社ビルの不動産や、投資している企業の株式等々、色々なものが含まれています。「総資産額だけ見たってなんもわからんやん!」という声が聞こえてきそうですが、それはそれで正解です。笑

一方で、資産を増やすにはそれなりの会社の信用力が必要ですし、長い時間が必要ですよね。信用の無い会社が一気に投資して資産増やすために銀行借入起こそうとしても、そんな簡単に銀行がお金を貸してくれるわけでは無いですし、信用の無い会社が新株発行して資金調達しようとしたって買ってくれる投資家はそうそういないわけです。そんなうまい投資案件がゴロゴロ転がっているわけでもないですしね。笑

そういう意味では、総資産の大きさというのはその会社の規模を見るという程度の情報としては少しは意味はあるのです(もちろん不良資産が含まれていないかのチェックは必要ですよ、個人投資家レベルでは難しいですが)。

ただし、それだけ見ていてもダメで、効率性を見なければなりません。次に各社のROAを見てみましょう!

 

総合商社ROAランキング(2020年3月末)

総合商社のROAランキングを見てみましょう。総合商社各社のROAはどうなっているでしょうか?先ほども言ったようにROAはReturn on Assetの略で「税後利益÷総資産」で計算されます。要は、効率性を見るもので「総資産を使って何%利益稼いどんねん?」ってやつです。%が大きければ大きいほど効率の良い会社と言えることが出来ます。2020年3月度の各社のROAはこちらです。

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御覧の通り、先ほどの総資産ランキングとは入れ替わりが起きています。先ほど総資産の規模で1位だった三菱商事(純利益も1位)はROAでが3位となり、代わりに1位に総資産ランキングでは3位だった伊藤忠商事が躍り出ています。そして2位には三井物産、4位に豊田通商、5位には資産規模で最下位だった双日がランクイン、住友商事は6位で、赤字の丸紅は、、、。笑

つまり、総資産はでかけりゃいいってわけではなくて、それでどう利益を出すのかが大事だということが、ROA見るとより分かりやすく理解出来ますね。ROAランキングでは伊藤忠商事がダントツの一位で4.6%となっており、赤字の丸紅は除くとして、6位の住友商事は2.1%と、その差は倍以上です。いやはや、伊藤忠商事の効率の良さには脱帽です。笑

  

最後に

如何でしたでしょうか?普段は税後利益だけに目が行きがちですが、今回のように他の指標で会社を眺めるといつもと違った表情を見ることが出来て面白いですよね。今回はROAで効率性を見ましたが他にもROE(Return on Equity)といって、純資産をどれだけ効率よく使っているかを見る指標もあったりします。それはまた後日、別記事で見てみましょう。

毎度書いているように私は三菱商事推しメンなので、是非とも三菱商事にこのダントツの総資産額16.5兆円を、伊藤忠並みのROAで稼いでほしいと思っています。笑 仮に三菱商事が今の資産規模で伊藤忠並みのROAに達しようとすると、税後利益は7,600億円必要です。笑笑 頑張れ三菱商事!

 

ということで今回は以上です!

最後までお読み頂き有難うございました!!

 

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