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【朗報】WTI原油6月限月マイナス価格にならず終了!

こんにちは!総合商社マンです!WTI原油の6月限月はマイナスに転落することなく無事に期日を迎えたよ!! 

 

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WTI原油6月限はマイナスにならずに終了

WTI原油の6月限月はマイナスにならずに終了しました。6月限月の最終取引日は5/19(火)でしたが、5月の時とは打って変わって無風で通り過ぎる結果となりましたね。マイナス価格とならなかった要因として言われているのはこのあたりです。

  • 世界的にコロナ終息への期待高まり(中国経済再開、欧米日本も徐々に開始)
  • OPEC+の協調減産による供給調整
  • 大手投資信託が既に期近(6月限)の玉をロールオーバー済で、取引日直前での投げ売りが発生しなかったこと

特に3つ目が面白いですね。確かに多くの投資信託は一足先に期先の限月にロールオーバーをしていて、今回の最終取引日時点でロールオーバーするところはほとんどなかったと思われます。日本を代表する原油先物ETFである1671も既に8月、9月、12月物で運用していたりしますからね。1671の最新の運用情報はこちらの記事からどうぞ。

 

www.sogoshoshaman.com

 

ちなみに、基本的にWTI原油先物取引は「精算日」の3営業日前が「最終取引日」となります。6月限月の「精算日」は5/25(月)ですが、この日は米国市場はMemorial dayで休場となることから、5/22(金)の3営業日前にあたる5/19(火)が「最終取引日」だったというわけです。

先月の5月限月の原油価格がマイナスに転落した衝撃はまだ記憶に新しいと思いますが、その影響もあり多くの人が6月限の再度のマイナス転落あるのではと恐れていたと思います。

先月の5月限月では4/20に史上初となる原油価格マイナス、しかも▲40.32ドルという驚愕の下落となりましたが、 その要因は原油の保管場所がほぼ満杯となったことから、お金を受け取っても原油を受け取りたくない(受け取れない)という状況をいいことに、売り手が一気に売り浴びせた結果、この歴史的なマイナス価格転落が発生したと言われています。ちなみにこの4/20は5月限月取引最終日の前日でした。

 

現在の直近限月は7月限

現在の直近限月は7月限の先物となりました。ですので、Web上やネットニュース等で、特に限月を指定せずに単に原油価格と記載されているものは「7月限」のことを指しています。

ちなみにこちらはWTI原油の限月毎の価格を確認出来るCMEのサイトです。

wti-oil-price

御覧の通り一番上に今まであった6月限月が消え去り、7月限が直近限月になっていますよね。ちなみに先週6月限と7月限の間で発生していたバックワーデーションは姿を消し、全ての限月でコンタンゴとなっています。でも1カ月前のえげつないコンタンゴのスプレッドと比べたら、だいぶ相場は落ち着いていることが分かります。

各限月間のスプレッドを見るとこんな感じです。

wti-oil-spread

いかがでしょう。スプレッドだけ見るとなんとも安心感のある数値が並んでいます。さっきも言いましたが一カ月程度前は6月-7月限の間に44%のスプレッドが開いていましたからね。笑笑 詳細は以下記事に書いてあるので御覧ください。

 

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今後の原油イベント

今後の原油価格イベントにはどんなものがあるでしょうか。足元原油価格は30ドル台まで戻っていますので5月は堅調に推移していましたが、今後のイベント次第で、まだ大きく動く可能性があります。

そんな原油価格を左右し得る大きなイベントとしては6月1週目にOPEC+モニター会議があり、そして2週目にOPEC+ビデオ会議が立て続けに開催される予定です。

現在行っている15mbdの協調減産について今後の対応を協議することになると思われますので、またロシアとサウジが仲違いするような事態になれば、荒れる可能性もありますね。言うまでも無く、このイベント以外でも世界の経済情勢動向如何で原油価格は大きく動きますので、世界情勢からは目が離せませんね!

 

今後の原油価格(私見)

 

今後の原油価格はどうなるでしょうか。個人的にはここまで急速にスプレッドが縮小してくるとは思いもしませんでしたので、最近の動きには結構驚いています。スプレッドが縮小すればコンタンゴの影響が小さくなりますので、ロングで保有している人には追い風ですからね。

足元既に33ドルまで回復してきていますが、最近のダウ日経平均といった世界中の株価が実態経済と大きく乖離して上昇をしている状況を見ると、もしかすると投機マネーが原油価格に流れ込み、需要と供給のバランスを無視した思わぬ上昇もあり得るのかなと感じています。

その根拠が先日発生した6月限月と7月限月のバックワーデーションです。バックワーデーションが発生する要因の一つとして、期近のものに短期的な資金が流れることが挙げられますので、世界的な緩和マネーが原油に流れ込み始めている可能性があるのではと思っているわけです。

一方で、コロナの影響が長引くことになれば、再度の暴落も可能性としてはあると思います。これは完全に素人意見で根拠ないので流して読んでもらえればと思いますが、コロナが夏の間は終息、冬になり再び感染拡大という流れになれば、再び投げ売りが発生する可能性あると思っています。つまりワクチン開発のスピードいかんかなと。

そういう意味で、先日こちらの記事で書いた国産ワクチンを開発中のアンジェスには頑張ってもらいたいですね。

 

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いやーほんと原油というのは様々な要因が絡み合っているので、見ているだけで楽しめます。笑 ちなみに私はノンポジです。あくまで投資は自己責任でお願いします。

ということで、今回は以上です!

今後も原油情報、随時発信していきます!

最後までお読み頂き有難うございました!!

 

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