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【イオンモール】20年度第2四半期決算発表速報!計画比好調で配当維持!

こんにちは!総合商社マンです!株主優待で人気のイオンモールが20年度第2四半期の決算発表したよ!計画比で好調推移です!

 

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イオンモールが20年度第2四半期決算を発表

イオンモールが10/6に20年度第2四半期の決算発表を行いました。イオンモールは2月決算会社なので、このタイミングで上期(3月~8月)の決算発表というわけですね。

イオンモールはイオンが55.9%の株式を保有するイオンの子会社で、ショッピングセンター開発をしている業種は不動産に分類される企業ですね。海外にも展開しており、主に中国、アセアンに進出していたりします。

さて、コロナの影響を強く受けて今期の通期は赤字転落予想を出しているイオンモールの上半期決算状況、そして配当について見ていきたいと思いますよ!

それでは参りましょう!

 

20年度第2四半期決算概要 

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イオンモールの第2四半期決算概要を見てみましょう。

まずこちらのスライドをご覧ください。

 

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数字が小さくてごちゃごちゃしているのでポイントだけ書き出します。

 

◆第2四半期決算ポイント:連結PL◆
  • 売上高に当たる営業収益は、前年比▲21.7%減収の1,260億円。ただし計画比では+0.8%と僅かに超過。
  • 営業利益は、前年比▲59.7%と大幅減益の118億円。ただし計画比では47%大幅増益。
  • 当期純利益は▲109億円の赤字転落なるも、計画比では31億円改善。 

 

前年比では当然コロナの影響で悪化しているものの、当初計画よりはかなり改善してきていることが分かる決算内容となっています。

現にイオンモールは9月に通期業績は据え置いたまま、上期業績のみ上方修正をしていましたね。

セグメント別の営業利益にもフォーカスしてポイントを箇条書きしてみます(上記スライドの下部分)。

 

◆第2四半期決算ポイント:セグメント別業績◆
  • 営業利益は、前年比▲59.7%と大幅減益の118億円。ただし計画比では47%大幅増益。
  • 国内事業は前年比▲55.3%減益と半減するも、計画比では+23.5%と想定を上回る好決算。
  • 海外事業(中国・アセアン)は前年比▲85.5%減益と大幅減益。ただし、計画では上期▲10億円の赤字を想定していたが、実際は6億円のプラス。 

 

国内、海外共に計画比よりは順調に推移していることが分かります。ちなみにイオンモールが海外展開しているといっても売上比率でいうと海外は僅か15%だけですので、日本のコロナを抑え込めている状況はイオンモールにとってはラッキーと言えます。

 

20年度通期業績見通し 

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イオンモールの通期業績見通しを見てみましょう。こちらのスライドをご覧ください。

 

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ポイントを抜き出します。

 

◆通期決算業績見通しポイント◆
  • 結論から言うと、通期業績の見通し変更は今回なし。
  • 売上高は前年比▲13.6%減収の2,800億円。
  • 営業利益は前年比▲50.7%半減の300億円。
  • 当期純利益は赤字転落の▲40億円。

 

上期決算は計画比に対しては非常に順調な決算内容でしたが、下期のコロナ動向がまだ分からない状況であることを理由に予想据え置きということですね。コロナ禍の一番ピークだったであろう上半期に計画比でこれだけの決算を出せたということは、総じて好決算だったと言えるのはと個人的には思います。

 

株主還元について

イオンモールの株主還元について見ておきましょう。というかここが一番気になるところですね。笑

こちらのスライドをご覧ください。

 

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配当据え置きです!

株主の方々良かったですね!中間配当20円、期末配当20円の合計40円配当になります。ただ、あくまで今のところの予想ですので、今後の減配リスクがあることには気を付ける必要があります。

ちなみにこのスライドの注目すべきところは引き続き「株主還元強化」を掲げているところでしょうか。

 

①利益成長による増配

②将来的な配当性向の引き上げ

 

この株主還元を実現するために年率7%のEPS成長を掲げていますね。EPSというのはEarning Per Shareの略で、日本語でいうと「一株当たり純利益」です。要はシンプルに利益を伸ばしていくという方針を掲げれていると思えばわかりやすいかと。

そしてそれを実現するために掲げている経営方針のスライドがこちらです。

 

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ま、いろいろ書いてありますが、要は、2019年時点で国内事業と海外事業の割合が国内86.6%、海外13.7%だったものを、2025年度までに国内63.5%、海外35.0%とする、つまり国内もさることながら海外事業を大きく成長させていくことを目指しているわけですね。

ちなみに2020年時点で海外モール数は32店舗(内、中国21、アセアン9)を2025年には70店舗とすることを目標にしています。

成長戦略が海外注力というのが分かり易くて、私は結構好きですね。笑


最後に:イオンモールの株主優待

最後にイオンモールの株主優待内容を見ておきましょう。

こちらがイオンモールの優待内容です。

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※イオンモールホームぺージから抜粋

 

2月末日に株主名簿に記載されているとイオンギフトカードカタログギフト、もしくはカーボンオフセットサービスの購入の中から好きなものを選べる内容となっています!

  • 100株~499株:3,000円コース
  • 500株~999株:5,000円コース
  • 1,000株~:10,000円コース

カーボンオフセットというのは「募金」みたいなものなので、基本はギフトカードかカタログギフトの二択ですね。笑

100株以上保有しちゃうと還元率は悪化するので、優待狙いなら100株保有がベストでしょう。

また上記に加えて、長期保有株主向け優待制度というのもあります。具体的には2月末、8月末の株主名簿に7回連続以上掲載されるとギフトカードが貰えるというものです。ただ保有株数1,000株以上の場合のみですね。

  • 1,000株~1,999株:2,000円
  • 2,000株~2,999株:4,000円
  • 3,000株~3,999株:6,000円
  • 5,000株~:10,000円

これは当たり前ですが、株主優待というのは未来永劫もらえることが保証されたものではありません。業績が悪化すると、先日話題になったすかいらーくのように優待改悪ということも当然あり得る話なので(以下記事)、その点は認識をしつつ、株主優待を 楽しむのが良いですね!

 

 

www.sogoshoshaman.com

 

尚、決算書の読み方を勉強したいと思われている方にはこちらの本がおススメです。

 

 

堅苦しくなく、決算書の読み方全然分かりません!という方から、かじったことはあるけど改めて理解したいという初心者~中級者の方向けの本です。私自身も今更ながら改めて読むと頭の整理に繋がって非常に良書でした!

中級者以上だとこちらの本が個人的におすすめかな。 

 

 

先に紹介した本よりはもう少し踏み込んでいて、尚且つ読みやすい良書です!

また、三菱商事を例に挙げて企業分析方法を学べる現役銀行員のたりたり社長という方が書いた良書もありおススメですよ!

 

 

ということで今回は以上です!

当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

 

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