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【KDDI】悲報MACDデッドクロス VS カップウィズハンドル

こんにちは!総合商社マンです!日経平均構成銘柄7位のKDDI!MACDデッドクロスしたけど、カップウィズハンドルをつくりにいくかも?最新株価チャートを見てみましょう!

 

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KDDIの株価は底堅く推移

KDDIの株価が底堅く堅調に推移しています。9月はガースー砲で大荒れだったKDDIですが、日経平均の上昇相場に上手く乗ってか、一気ににガースー砲を受ける前の水準を戻そうと頑張っています。

こちらはガースー砲を受け始める寸前の8月後半からの株価チャートです。 

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本当に9月はやばかったKDDI株ですが、御覧の通りだいぶ値を戻してきているのが分かります。

ちなみに、お恥ずかしながら私は今日知ったのですが、KDDIは日経平均(いわゆる日経225)の上位構成銘柄で7番手に位置しています。

 

上位に位置していればいるほど、日経平均に連動するETF等への資金流入の恩恵をより享受出来るわけなので、この足元の日経平均上昇相場はKDDIには追い風と言えますね。

 

KDDIの株価指標

チャート分析をする前に KDDIの最新株価指標を見ておきましょう。

こちらが11/26終値の日足チャートです。

kddi-chart-daily-20201126

 

◆最新株価指標◆

株価(11/26終値):3,064円(前日比+48円、+1.59%)

年初来高値:3,451円(2020/2/12)

年初来安値:2,632円(2020/9/29)

PER:11.01倍

PBR:1.52倍

配当利回り:3.92%

優待込み利回り(100株3年未満の場合):4.89%

信用倍率:4.28倍(11/25時点)

 

ここまで株価を戻してもまだ高配当株と言える水準になっているのが分かります。さて、ここでチャートの形がちょっと面白くなってきていますよ。

皆さん、「カップウイズハンドル」ってご存じですか?こんな感じのコーヒーカップの形状に似た株価チャートのことです。

coffee-cup

先ほどのチャートを見ると11/25に付けた3,165円を高値に一旦3,000円程度まで下げてきており、そこから再び上昇に転じ始めているのが分かります。まさに9月の暴落相場で作ったカップの部分に今、取っ手を付けようとしてきているように見えますね。

これがカップウイズハンドルと呼ばれるもので、再度株価が上昇していき、3,165円を突破出来ると、一段の上昇が期待できるかもしれません(もちろん毎回そうなるわけではありませんが)!

 

 

はい、ということで、そんなKDDIのチャートを見ていきましょう!

   

KDDIの最新株価チャート分析

KDDIの最新株価チャートを分析して、現在の株価がチャート的に割高なのか、割安なのか、上昇トレンドなのか、下落トレンドなのかを見てみたいと思います。 

前回は1カ月前の10/15終値ベースで株価分析をしていたので(以下記事)、その時からの状況変化にも焦点を当ててみます。 

 

www.sogoshoshaman.com

 

前回のこの記事では上昇トレンドサインはあるものの、RSIが頭をもたげてきている点には注意というまとめでしたね。そのあたりがどうなったのかも含めて見ていきたいと思います。

 

さて、今回も見る指標は以下の3つで、全て日足ベースで見て行きます。日足ベースですのでスイングトレードを前提としたチャート分析です。

  1. RSI
  2. 一目均衡表
  3. MACD

また今回チャート分析にするにあたり参考にした図書はこちらです。

 

 

RSI

RSIは株価が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」かを見る指標です。

RSIの数値のおおまかな使い方は以下の通り。

RSI<30  :売られ過ぎ

RSI 30~40  :少し売られている

RSI 40~60  :だいたい中立

RSI 60~70  :少し買われている

70<RSI    :買われ過ぎ

この数字を参照しながらKDDIのRSIを見てみましょう。

kddi-rsi-20201126

 このチャートの下部分がRSIの推移です。

  • 14日の短期線(紫線):56.34(前回:73.43)
  • 25日の中期線(緑線):58.63(前回:70.43)

前回は「買われ過ぎ」水準でしがが、現在は過熱感が後退して「だいたい中立」という水準になっています。

ただ、RSIチャートが上向きになり始めているので、この点からはさらなる株価上昇を期待出来そうなそんなチャートです。

 

一目均衡表

続いてKDDI株を一目均衡表で見てみましょう。今回の一目均衡表がこちらです。

kddi-ichimokukinkouhyou-20201126

 一目均衡表の詳細説明は本記事の趣旨とはずれるのでしませんが、簡単に3つのことが分かります。

  1. 緑色の線が転換線で、濃い赤色の線が基準線です。「転換線が基準線を上に抜けたら買い」、その逆で「転換線が基準線を下に抜けたら売り」です。前回と変わらず10/26にゴールデンクロスを達成した後、今現在も「上昇トレンドシグナル」が出ています。
  2. 遅行スパンと26日前の株価の関係で買いか売りかが見れます。薄いピンクの線が遅行スパンです。こちらも前回と変わりません。ピンク線が26日前の株価よりも遥か上にあります。上昇トレンドを示唆してますね。
  3. 現在の株価と雲の関係を見ることでこれまた上昇下落トレンドや、株価の上値目途や下値目途が見れます。 株価は現在雲の上に抜けていますね。雲の上値が2,986円にあるので、これがまずもっての下値抵抗ラインとして働いています。

こんな感じ。

上値ターゲットは先ほどカップウイズハンドルに触れたところにも書いたように、11/12に付けた高値3,165円で、これを超えると一段の上昇が期待できるかもしれません。

 

 

MACD(マックディー)

最後にMACDを見ておきます。この指標でも上昇トレンドが下落トレンドかをみることができます。MACDは比較的ダマしの少ない指標としても有名です。

kddi-macd-20201126

下の部分がMACDチャートです。赤線がMACD、黒線がシグナル線と言われるもので、端的に言うと、MACD線がシグナル線よりも上にあれば上昇トレンド、逆であれば下落トレンドといった具合です。

ここで悲報です。

せっかくカップウイズハンドルを狙いにいけたら面白い時に、MACDがデッドクロスしてしまいました。ここまでの上昇相場は10/6にこのMACDがゴールデンクロスしてから1カ月半続いてきましたが、このMACDのデッドクロスで終焉となってしまうのか、はたまた、このMACDはダマしで再びゴールデンクロスして上昇していくのか、まさに正念場です。

 

 

まとめ:MACDがデッドクロス

今回3つの指標を見ましたが、纏めると以下です。

 

◆株価チャート分析:まとめ◆
  1. RSIは「だいたい中立」。チャートの形状は悪くない。
  2. 一目均衡表は上昇トレンド一色。
  3. MACDがデッドクロス、トレンド転換となるか注目。

 

こんな感じ。

うーん、先ほども書いたようにカップウイズハンドルを狙いにいけたら面白い時にMACDがデッドクロスしてくるこの感じ、株式投資って面白いなーとしみじみと感じます。笑

冒頭にも書いたように日経平均上位銘柄なので、引き続き日経平均が好調で資金流入があればKDDIは比較的恩恵を受けやすい銘柄です。そのため下値は意外と固いのかなと思う一方で、日経平均が逆に弱まり資金が流出するとその分下落のインパクトも大きくなる諸刃の剣であることには注意が必要ですね。

さ、来週から12月の師走相場です!

今年はボーナスカットという悲しいニュースが流れていることもあり、どれだけ株式市場に資金流入があるのか読めないところはありますが、ポジション管理しながら師走相場を楽しんでいきましょう!

 

尚、先ほども紹介しましたが、今回チャート分析をするにあたり参考にした書籍は以下の「株チャートがおもしろいくらいわかる本」というやつです。

 

 

初心者にも分かり易く記載された本なのでチャート初心者の私にはすっと入ってくるところがあり、非常に読みやすかったのでお勧めですよ。このリンクから簡単に目次だけでも読めますので一度見てみても面白いかもしれませんよ!

 

 

 

ということで今回は以上です!当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

 

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