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【三井住友FG】累進配当で驚異の配当利回り6.25%!ついにデッドクロス発生!?

こんにちは!総合商社マンです!累進配当銘柄の代表格の三井住友FG。株価下落で配当利回り6.25%!ついにデッドクロス発生です!

 

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三井住友FGの配当利回り6.25%

三井住友FGの株価が下落し、配当利回りが6%超えで推移しています。

9/9の終値は前日▲79円(▲2.53%)下落の3,042円と3日連続の下落となりました。

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株価(9/9終値):3,042円(前日比▲79円/▲2.53%)

年初来高値:4,056円(2020/1/9)

年初来安値:2,507.5円(2020/3/23)

PER:10.42

PBR:0.38倍

配当利回り:6.25%

 

配当利回りが6.25%とかなりの高配当利回りになっている点と、PBRが0.38倍と超低水準になっているところが目を引きますね。ここまでPBRが低くなっているのは、市場は今後貸し倒れが多く発生することへの懸念や、低金利の状況やフィンテックの成長著しい環境下で銀行は成長が出来ないと捉えていることの現れでしょうね。

なお、最新の三井住友FGの決算は以下記事に纏めていますので興味がある方は御覧ください。

 

www.sogoshoshaman.com

 

この2020年度第1四半期決算は業務利益の年間予算進捗率が27%、当期純利益の進捗率が22%となっており、コロナ最悪期だったであろう1Qの決算としては比較的堅調に推移したと言える内容でした。

そして、三井住友FGが掲げている累進配当もしっかりと堅持しています。いやー、頼もしい!(と言いつつ、私ノンホル。笑)

累進配当については以下記事に代表銘柄を纏めているのでこれまた興味がある方は御覧ください。

 

www.sogoshoshaman.com

 

 

はい、ということで三井住友FGの株価動向を最新株価チャートを見て分析してみましょう!

  

三井住友FGの最新株価チャート分析

三井住友FGの最新株価チャート分析です。足元は米国の株式市場の不安定な動きを受けて日本市場も波乱相場となっており、三井住友FGも3日続落という状況でしたね。

早速最新の株価チャートを見ていきましょう。今回も見る指標は前回同様以下の3つで、全て日足ベースで見て行きます。ですので長期投資ではなく、スイングトレードの観点です。

  1. RSI
  2. 一目均衡表
  3. MACD

また今回チャート分析にするにあたり参考にした図書はこちらです。

 

 

RSI

RSIは株価が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」かを見る指標です。

RSIの数値のおおまかな使い方は以下の通り。

RSI<30  :売られ過ぎ

RSI 30~40  :少し売られている

RSI 40~60  :だいたい中立

RSI 60~70  :少し買われている

70<RSI    :買われ過ぎ

この数字を参照しながら三井住友FGのRSIを見てみましょう。

smbcfg-rsi-20200909


このチャートの下部分がRSIの推移です。

  • 14日の短期線(紫線):36.12
  • 25日の中期線(緑線):45.47

短期線の14日線は36.12と「少し売られている」という水準、25日の中期線は「だいたい中立」という水準です。売られ過ぎでも買われ過ぎでもなく、現時点ではまだ中立といった状況であることが分かりますね。

 

 

一目均衡表

続いて三井住友FG株を一目均衡表で見てみましょう。

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いやー、見るからにもみくちゃな感じですね。笑

一目均衡表の詳細説明は本記事の趣旨とはずれるのでしませんが、簡単に3つのことが分かります。

  1. 緑色の線が転換線で、濃い赤色の線が基準線です。「転換線(緑)が基準線(赤)を上に抜けたら買い」、その逆で「転換線が基準線を下に抜けたら売り」です。三井住友FG株は8/14にこの緑線が赤線の上に抜けてゴールデンクロスを達成した後、今現在もこの流れを継続しており、上昇トレンドを示唆しています。
  2. 遅行スパンと26日前の株価の関係で買いか売りかが見れます。薄いピンクの線が遅行スパンです。ピンク線が26日前の株価よりも上に位置していますね。ここでも上昇トレンドを示唆しています。
  3. 現在の株価と雲の関係を見ることで上昇下落トレンドだったり、株価の上値目途や下値目途が見れます。 灰色に塗られた部分が雲になります。ぐちゃっとしていて分かりづらいですが、現在の株価はこの雲の中にあります。雲の上値は3,129円、雲の下値は2,992円です。つい先日まで雲の上に株価は位置していましたが、ここ数日で雲の中に落ちてきた状況です。雲が薄いので、雲の下に抜けやすいことが少し懸念されます。

こんな感じ。上昇シグナルがまだ出ている中で、一方雲の中に株価が落っこちてきたあたりがちょっと懸念材料として引っかかるといった感じでしょうか。

 

MACD

最後にMACDを見ておきます。この指標でも上昇トレンドが下落トレンドかをみることができます。MACDは比較的ダマしが少ないことでも有名です。こちらをご覧ください。

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下のチャートがMACDチャートで、赤線が黒線の上にいれば上昇トレンド、その逆であれば下落トレンドを示唆します。

ほぼ二つの線が重なっていて分かりづらいのですが、8/11に三井住友FGはMACD線がゴールデンクロスをして上昇トレンドシグナルを出し続けていましたが、ついに9/9の株価下落で、この赤線のMACDが僅かであるものの黒線の下に落っこち、デッドクロスとなりました。

もちろんダマしの可能性はありますが、これが転換シグナルだとすると1か月間の上昇トレンドが終焉を迎えたことになります。今後数日の株価次第でトレンドがもっとはっきり見えてくるかもしれませんね。

 

  

結論:MACDがデッドクロス!でもダマしに注意

今回も3つの指標を見ましたが、まとめると以下ですね。

  • RSIはおおむね「中立」の水準であまり方向感無し
  • 一目均衡表は上昇トレンドシグナルあるも、雲の中に落ちた点は懸念。
  • MACDは1カ月ぶりにデッドクロス発生

こんな感じ。

MACDが1カ月ぶりにトレンド転換を示唆するデッドクロスとなった点に個人的には注目ですが、一方で足元の株価下落は米国市場の波乱相場の影響が大きいのも事実です。この記事を書いている9/9の米国相場は上昇に転じているので、MACDはデッドクロスとなったもののダマしとなる可能性もあり、数日様子を見てみたいと思います。

また、ドコモ口座からの不正引き出しが発生した事件が、どう影響してくるのかには注意必要です。というのも三井住友FG傘下の三井住友銀行もドコモ口座に対応していたことから少なからず影響が出かねないからですね(ま、事件の責任はドコモ側なのかもしれませんが、株式相場は不確実性を嫌いますので)。

 

ま、とはいえ、累進配当銘柄の代表格である三井住友FG。配当利回りの高さもかなり魅力的になってきており、長期保有前提で仕込んでみても面白いかもしれません!(もちろん減配リスクはあるので注意必要です)

 

 

最後に、先ほども紹介しましたが、今回チャート分析をするにあたり参考にした書籍は以下の「株チャートがおもしろいくらいわかる本」というやつです。

 

初心者にも分かり易く記載された本なのでチャート初心者の私にはすっと入ってくるところがあり、非常に読みやすかったのでお勧めですよ。このリンクから簡単に目次だけでも読めますので一度見てみても面白いかもしれません。

 

ということで今回は以上です!当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。

今回も最後までお読み頂き有難うございました!

 

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