こんにちは!総合商社マンです!株価3,000円割れで推移中の三井住友FG!最新株価チャートを見てみましょう!
三井住友FG株価軟調推移
三井住友FGの株価が軟調に推移しています。この記事を書いている2020/10/12時点の終値は3,000円割れの2,997.5円です。
三井住友FGの上期配当確定日だった9/28は3,110円という株価でしたが、その翌日の配当落ち日の終値は3,025円(前日比▲85円)と、上期配当予定額である95円よりは小さい下落幅だったのですが、その翌日以降も続落して3,000円割れしているという流れですね。
ま、三井住友FGは数少ない累進配当宣言銘柄ですので、中長期で保有する人にとっては凪と言える株価推移かもしれませんが。笑
ちなみに現在累進配当を宣言している企業は以下記事に纏めてありますので興味あれば御覧ください。
三井住友FGの最新株価指標
三井住友FGの最新チャートを見る前に株価指標を確認しておきましょう。
こちらが10/12終値時点の日足チャートです。
株価(10/12終値):2,997.5円
年初来高値:4,056円(2020/1/9)
年初来安値:2,507.5円(2020/3/23)
PER:10.26倍
PBR:0.38倍
配当利回り:6.34%
信用倍率:4.08倍(10/12時点)
個人的には三井住友FGは累進配当宣言しているのと、高配当であることと、PERもPBRも低いということで、めちゃくちゃポートフォリオに組み込みたい銘柄の一つです。 が、私のポートフォリオには既に高配当株がどかんと居座っているので、これ以上高配当株増やしてもな、、、という葛藤の中にいます。笑
私のポートフォリオは以下記事で公開していますので、興味あれば御覧ください。尚、参考にするとかではなくて、一種のエンタメとしてみてくださいね。笑
尚、三井住友FGの最新決算は以下に纏めてあるので興味あれば御覧ください!
はい、ということで三井住友FGの株価動向を最新株価チャートを見て分析してみましょう!
三井住友FGの最新株価チャート分析
三井住友FGの最新株価チャート分析です。
前回三井住友FGの株価チャートを見たのは9/25終値で、株価は3,095円でした(以下記事)。
前回の記事では方向感のない、至って中立的なチャートというまとめをしていましたが、その前回との比較も含めて、現在の動向を見ていきたいと思います。
今回も見る指標は前回同様以下の3つで、全て日足ベースで見て行きます。ですので長期投資ではなく、スイングトレードの観点です。
- RSI
- 一目均衡表
- MACD
また今回チャート分析にするにあたり参考にした図書はこちらです。
RSI
RSIは株価が「買われ過ぎ」もしくは「売られ過ぎ」かを見る指標です。
RSIの数値のおおまかな使い方は以下の通り。
RSI<30 :売られ過ぎ
RSI 30~40 :少し売られている
RSI 40~60 :だいたい中立
RSI 60~70 :少し買われている
70<RSI :買われ過ぎ
この数字を参照しながら三井住友FGのRSIを見てみましょう。
このチャートの下部分がRSIの推移です。
- 14日の短期線(紫線):41.31(前回:51.38)
- 25日の中期線(緑線):43.13(前回:52.10)
どちらの線も「だいたい中立」という水準ですね。RSIのチャートも上にいくわけでもなく、下にいくわけでもなく、トレンドは見られません。きわめて中立的なRSIチャートです。笑
一目均衡表
続いて三井住友FG株を一目均衡表で見てみましょう。こちらです。
一目均衡表の詳細説明は本記事の趣旨とはズレるのでしませんが、簡単に3つのことが分かります。
- 緑色の線が転換線で、濃い赤色の線が基準線です。「転換線(緑)が基準線(赤)を上に抜けたら買い」、その逆で「転換線が基準線を下に抜けたら売り」です。かなりゴチャゴチャしていますが、前回分析記事を書いた9/25にデッドクロスして以降、今現在も下落トレンド継続シグナルです。
- 遅行スパンと26日前の株価の関係で買いか売りかが見れます。薄いピンクの線が遅行スパンです。前回はここは中立でしたが、今回薄いピンク線が26日前の株価よりも下に落ちています。下落トレンド入りしている可能性ありますね。
- 現在の株価と雲の関係を見ることで上昇下落トレンドだったり、株価の上値目途や下値目途が見れます。配当落後に株価が大きく続落し、雲の下に株価は落ちてしまっています。また雲は薄いですが、ひとまずの株価上値ターゲットは雲の下値である3,030円程度ですね。
こんな感じ。
配当落ち後の思わぬ続落で雲の下に落っこちてしまっているのがいやな感じです。また現在は雲は薄いですが10月後半になるにつれて雲は分厚くなっていきますので、ちょと上昇しにくくなる可能性がある点は注意必要ですね。
MACD
最後にMACDを見ておきます。この指標でも上昇トレンドが下落トレンドかをみることができます。MACDは比較的ダマしが少ないことでも有名です。こちらをご覧ください。
下のチャートがMACDチャートで、赤線が黒線の上にいれば上昇トレンド、その逆であれば下落トレンドを示唆します。MACDは9月半ばにデッドクロスして以降、一貫して下落トレンドを示唆しています。足元は二つの線が近づいて来ているので、MACDのゴールデンクロスを待つのが無難かもしれませんね。
まとめ:下落トレンド多め。
今回も3つの指標を見ましたが、まとめると以下ですね。
こんな感じ。
高配当株なので、大きな株価上昇は望めないかもしれませんが、高配当株なので横ばい推移なら「勝ち」ってくらいに構えて長期で保有してみても面白いかなと個人的には思いますね。
年初来安値からの反発もまだ弱いというのも、個人的には魅力です。
とはいえ、一方でコロナ禍による緊急融資で焦げ付いている債権が今後色々と出てくる可能性はあります。当然三井住友FGとしてもそれを想定して今期の見通しを作成していると思いますが、それを超えた焦げ付き発生も十分にあるので、「累進配当」という魔法の言葉に惑わされないように(笑)、冷静に判断する必要ありますね。
最後に、先ほども紹介しましたが、今回チャート分析をするにあたり参考にした書籍は以下の「株チャートがおもしろいくらいわかる本」というやつです。
初心者にも分かり易く記載された本なのでチャート初心者の私にはすっと入ってくるところがあり、非常に読みやすかったのでお勧めですよ。このリンクから簡単に目次だけでも読めますので一度見てみても面白いかもしれません。
ということで今回は以上です!当ブログでは個別の銘柄について言及することがありますが、投資を推奨しているものではありません。投資は自己判断でお願いします。
今回も最後までお読み頂き有難うございました!
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